空き家のお困りごとから探す
実家を相続した。空き家のまま、何から手をつければいいのか
親が住んでいた家を相続したものの、誰も住まないまま何年か過ぎている。手をつけなければいけないのは分かっているけれど、何から始めればいいのか分からない。これは順番さえ分かれば、そこまで難しい話ではありません。このページでは、売る・貸す・解体するのどれを選ぶにしても必ず先に必要になる作業を、順番どおりに並べています。
相続登記をしていない。過去の相続は2027年3月31日が期限です
「親が亡くなってから何年も経つが、家の名義はそのままにしている」。これはよくある状態です。ただし2024年4月1日から相続登記は義務になり、それ以前に発生した相続も対象に入りました。その期限が2027年3月31日です。この記事を書いている2026年9月の時点で、残り約6か月半です。何をすればよいのか、順番に整理します。
相続人が複数いて、実家の話がまとまらない
兄弟の一人が反対している。連絡が取れない相続人がいる。話し合いをすると昔のことがむし返される。空き家が動かない理由で最も多いのが、これです。建物の問題ではなく、人の問題なので、時間が経っても勝手には解決しません。むしろ相続が重なって相続人が増えていきます。どこから手をつけるかを整理します。
相続した空き家を売るときの特別控除。期限は「3年」だけではありません
相続した実家を売ると、譲渡所得に税金がかかります。これを大きく減らせる制度が「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特別控除」です。よく「相続から3年以内」と説明されますが、実際には期限が二重にあり、多くの方は3年より先に制度そのものの期限が来ます。ここを外すと、税額が数百万円単位で変わることがあります。
解体してから売るか、そのまま売るか。判断の順番
「古い家だから、壊してから売ったほうがいいですよね」。よく聞かれます。答えは「場合による」ではなく、順番に見ていけば決まります。解体は一度やると戻せません。しかも、壊した瞬間から土地の固定資産税の扱いが変わります。判断を間違えると、手取りが減るうえに時間も失います。見るべき順番を書きます。
空き家を売ると決めてから、お金が入るまでの流れと期間
売ると決めた。ここから何が起きて、どのくらいかかるのか。「不動産屋に頼んだあと、自分は何をすればいいのか分からない」という声をよく聞きます。相続した空き家の場合は、通常の売却にはない手順が加わります。全体の流れと、それぞれにかかる時間、自分でやることを順番に書きます。
空き家の固定資産税は「壊しても」「置いておいても」上がることがある
「空き家を解体すると税金が6倍になる」「放っておいても6倍になるらしい」——どちらもよく聞く話で、どちらも条件つきで正しいです。仕組みを一度理解しておくと、解体するかどうかの判断がぶれなくなります。金額の計算ではなく、どういうときに何が外れるのかを整理します。
市から空き家のことで通知が来た。どの段階で、何が起きるのか
市役所から封書が届いた。「管理不全空家」「特定空家」という言葉が書いてある。まず、いきなり壊されることも、いきなり税金が上がることもありません。ただし放置すると段階が進みます。いま自分がどの段階にいて、次に何が起きるのかを整理します。
家財・荷物が残ったままの空き家は、片付けないと売れないのか
仏壇、アルバム、親の服、物置の中身。「片付けてから相談しよう」と思ったまま、何年も経っていませんか。結論から言うと、荷物が残ったままでも売却はできます。片付けが先だと思い込んでいることが、いちばんよくある足止めの原因です。
遠方に住んでいて空き家を管理できない。放置すると何が起きるか
実家は大阪、自分は東京や名古屋、あるいは海外。年に一度帰るのがやっとで、草も郵便物もそのまま。遠方の空き家でいちばん怖いのは、問題が起きていることに気づけないことです。まず何が起きうるのかを整理したうえで、現地に行かずに進められる方法をまとめます。
長屋・再建築不可の空き家は「売れない」と言われた。本当に出口はないのか
隣と壁がつながっている長屋、前の道が狭くて建て替えができない家。不動産会社に相談して「うちでは扱えません」と言われた経験のある方は少なくありません。扱えないのは物件のせいではなく、その会社の売り先が個人の買主しかないからです。なぜ断られるのか、どこに出口があるのかを整理します。
空き家バンクに登録すれば売れるのか
市役所に相談したら空き家バンクを勧められた。無料だし、まず登録してみようか。判断としては悪くありません。ただし、これがどういう仕組みなのかを知らないまま登録すると、何も起きないまま時間だけが過ぎます。空き家バンクは「売ってくれる場所」ではなく「載せておく場所」です。何ができて、何ができないのかを整理します。
どの記事にも当てはまらない状態でも、そのままご相談ください
荷物が残ったまま・登記が古いまま・長屋のまま、どんな状態でも大丈夫です。
「まだ売ると決めていない」段階のご相談も無料。しつこい営業はしません。
9時〜21時(土日祝も受付)/「空き家ヘルプを見た」とお伝えください
お住まいの市町村から探す
解体や改修の補助制度、相談窓口は市町村ごとに大きく違います。市町村別ガイドにまとめています。
藤尾 涼太(宅地建物取引士(大阪)第122075号)
八尾市を中心に、大阪・奈良・兵庫で空き家の売却と買取を担当しています。市役所や制度の内容は、公表資料の確認に加えて、必要に応じて各市の窓口に直接確認したうえで書いています。
- 運営
- 株式会社日本トータルプロデュース
- 所在地
- 大阪府八尾市南植松町5丁目182 日本TPビル
- 免許
- 宅地建物取引業 大阪府知事(2)第60824号
- 所属
- 公益社団法人 全日本不動産協会 会員
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